| * プロフィール *三宅はつえ |
助産師。看護師、勤務助産師を経て出張開業助産師。
新生児訪問や自宅出産をサポート。02年10月より東京大学医学部非常勤講師。
TVドラマや映画の出産シーン監修なども手がける。一児の母。 |

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「おっぱいは糖分が多いから、夜添え乳であげると虫歯になるからやめるように」と聞いたことがあるのですが、本当ですか?

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たしかに以前はそのように言われていました。しかし最近の研究では「母乳に含まれる糖分は虫歯の直接の原因にはならない」ことがわかってきました。でも、1才を過ぎて添い寝授乳を続けると口の中に母乳が残り、虫歯の原因菌の増殖を助けることにつながるのは本当です。「直接の原因」にはならなくても「誘因」にはなるということですね。これは母乳自体が悪いのではないので、次の方法で虫歯を減らしましょう。
まず、日常的に赤ちゃんに接する人みんなが、歯磨きをすることです。お母さんだけがセッセと磨いても、効果は半減です。虫歯をつくるミュータンス菌は周りの大人の口の中から感染するからです。
次に、虫歯菌の増殖を刺激する砂糖の摂取を少なくします。お菓子や清涼飲料水などは糖分が多いので気をつけましょう。 そして最後に、歯磨きの習慣です。最初はガーゼで歯の表面をこするくらいでいいでしょう。虫歯菌は歯垢の中がすみかなので、歯垢の付着を少なくすることが重要なのです。習慣づけの為にも短時間でいいので毎日磨いてあげるようにして下さい。
赤ちゃんにとって心の栄養ともいえる添い寝おっぱい。虫歯予防をしながら、赤ちゃんとのおっぱいタイムを楽しんで下さい。

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9カ月の男の子の母です。初めての赤ちゃんなので本などを参考に離乳食を作っています。その本の写真のページをみると、たくさんの品数が、とてもきれいに並んでいます。量もけっこう多いような気がします。そろそろ3回食なのですが、うちの子はあまり量を食べてくれないので、こんなにたくさん作っても食べきれないだろうと心配です。作るのも大変だし、ちょっと気が重くなってしまいます。

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本に出ている見本の献立は、とてもきれいにできあがっていますよね。食材の切り方もきれいにそろっているし、器も吟味されて盛りつけも美しいです。まるで「赤ちゃん用フルコース」という感じです。見ているだけなら美味しそうでいいですが、自分で作るとなると「ちょっと、むり!」と思う方も少なくないでしょう。なにしろ離乳食作りは毎日のことなのです。お母さんは赤ちゃんの離乳食作り専属ではなく、母乳やミルクをあげたり、お洗濯や買い物や掃除、それに大人の食事作りもしなければなりません。そこで離乳食は大人の献立から取り分けることをお薦めします。赤ちゃん専用に作らねば!と思うと、気が重くなりますが、大人のついでに作ると楽に出来ますよ。赤ちゃん用のお粥は、ご飯を炊く炊飯器の中にお米と水を入れた器で一緒に作り、おかずは下ごしらえの時に取り分けましょう。大人の味付けではちょっと濃いですからね。こうすると、大人と赤ちゃんのご飯が、一度にできます。
最近では、母乳から離れるための「離乳食」ではなく、母乳も続けながら足りないエネルギーを補うという意味で「補完食」という言い方もされるようになってきました。母乳とのバランスによっても食事量は個人差が出てきますね。
小食の赤ちゃんは、お弁当を作ってベランダやお庭で食べると、気分が変わってしっかり食べることもあります。お天気が良かったら、公園に出かけて食べるのもいいですよね。また、お友達と一緒に食べると、つられて食べてくれるかもしれません。お母さんが「お願いだから食べて!」とにじり寄ると、赤ちゃんも引いてしまうもの。ご飯は楽しく作って、おいしく食べたいですね。

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もうすぐ2歳になる子どもがいます。先日、私が風邪をひいて病院に行ったところ、これを機に断乳するように言われました。私としては自然にまかせようと思っていたのですが、お医者さんに言われると「どうしよう・・・」と心が揺れてしまいます。

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まずは、お医者様にもさまざまな方針の方がいますので、ご自身に合った方針の先生を探して受診してみてはいかがでしょうか。また、先生に「断乳」といわれたことを否定的に捉えずに、これを機会に、「卒乳」「断乳」について考えてみるのも一つの手です。どうして先生が断乳を勧めるのか質問してもいいですし、自分が「自然にまかせたい」と思う理由は何なのか、考えてみるのもいいことです。卒乳に関しては、ネットが使える方は、「卒乳」を検索してみましょう。色々な方の「卒乳」と「断乳」のケースが紹介されていて、参考になると思います。「助産師」をキーワードとして増やすと、お近くで相談にのってくれる助産師に巡り会えると思います。自然卒乳だけが唯一の方法ではありませんから、こだわり過ぎなくても大丈夫ですよ。病院で処方される薬には、母乳を通じて子どもに影響のあるものもありますので、なるべく母乳を続けられるものを処方してくださるよう、主治医の先生にご相談してみてください。

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母乳育児中です。和食中心の食生活を心掛けていますが、どうしてもスパイシーなものや甘い物が食べたくなりストレスが溜まってしまいます。どの程度なら食べても許されますか。
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そんなにストイックにならずに、楽しく生活しましょう!食べ物は個人差が大きいので難しいですが、何日も続けるとか無茶なことをしなければ基本的には食べてはいけないものはないですよ。お母さんがいろんなものを食べることで、子供は母乳を通していろんな味を知っていきます。母乳っ子は意外とグルメですよ〜。ただ刺激物は母乳に出るので、敏感な子はぐずったりする場合も。それを覚悟の上でおっぱいと子供の様子を見ながら、万が一何かあったときのために平日の昼間に楽しみましょうね。甘い物も砂糖はOK。クリームやバターなどの油脂は程々に。常温で固まっている油脂
(ラード、バター等)は控えめにしましょう。ごはん(米)中心の食生活という 基本をしっかり押さえていれば、息抜きはむしろいいことですよ!ストレスの方がよっぽど問題です。
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